ボトックス以外のワキガ治療法まとめ|根本治療を目指すならこの施術

ボトックス以外のワキガ治療法を解説

ボトックス以外にもワキガを治療する方法は多数あります。

ただし、ボトックス以外の根治療法では手術を伴いますので、治療費も高額になってきます。

 治療法 効果 持続期間 ダウンタイム 手術痕 費用
反転剪除法 半永久的 2週間以上 あり 10万円~
マイクロウエーブ法 中〜大 半永久的 2〜3日 なし 20〜40万円
吸引法 中〜大 半永久的 約2週間 1cm程度 20〜40万円
超音波法 中〜大 半永久的 約2週間 1cm程度 20〜40万円

反転剪除法(皮弁法)

剪除法は昔からおこなわれているワキガ治療法です。

わきの下をメスで4㎝ほど切開し、医師が目視確認しながら、ワキガ臭の原因となるアポクリン腺をハサミで除去していきます。

わきの下の皮膚を大きく裏返しながら行いますので、汗腺の除去率はもっとも高くなります。

そのため、治療効果が高く、やワキガの再発率も低くなっています。

ただし、わき汗のもととなるエクリン腺はその大部分が皮膚の中に埋まっているため、その多くをハサミで取り除くことができません。

したがって、剪除法は腋臭症(わきが)には効果的ですが、多汗症には効果がうすくなります。

メリットとしては、ワキガ臭を抑える効果が非常に高く、再発率も低いことです。

また、ワキガの手術のなかでは、唯一保険診療が認められている治療法でもあります。

デメリットとしては、やはり脇の下を大きく切るため、ダウンタイムが長くなることです。

また切開痕も大きく残り、審美的に劣る治療法です。

この点は医師の治療技術に依存するところが大きく、上手なお医者さんだと脇のシワに沿って切開するので傷跡が目立ちませんが、下手な医師に当たってしまうと酷い傷跡が残ることもあります。

手術後は脇の下を5日間ほど完全固定し、抜糸は2週間後程度となりますので、長期休暇を取ってから手術に臨まなければなりません。

マイクロウエーブ法(ミラドライ・ビューホットなど)

マイクロウエーブ法は電磁波を脇に当てることで、皮膚の上から汗腺を熱破壊する方法です。

ミラドライ、ビューホット、ドライRFなどがマイクロウエーブ法を用いた治療法です。

ミラドライはアメリカで開発され、現在主流となりつつある治療法です。

ワキの下のアポクリン腺、エクリン腺、皮脂腺は微量の水分を保持しています。

マイクロウエーブで水分だけを選択的に熱することで、その熱で汗腺ごと破壊してしまうのです。

そのため、真皮内にあるエクリン腺も皮膚を切ることなく破壊することができます。

ワキガ臭だけではなく、多汗症にも効果的な治療法といえるでしょう。

また、どのような切開手術であっても、汗腺を取り除くと同時に神経や毛細血管も傷つけてしまいます。

しかしミラドライなどの電磁波を使用する方法では、水分を含んだ汗腺のみを集中的に熱しますので、血管や神経へのダメージもわずかです。

そのためダウンタイム(術後の回復期)も非常に短くて済むのです。

当然ながら切開しませんので傷跡もほとんど残りません。

チチガやスソワキガなどのデリケートゾーンの治療では、傷跡が残るため手術を躊躇されている方もいることでしょう。

そのような方にもマイクロウエーブ法は有効な治療法です。

吸引法(クワドラカット法、ローラークランプ法など)

吸引法は脇の下を5㎜ほど切開し、ハンドピースと呼ばれる細い管を皮膚の下に差し込み、アポクリン腺を吸い出す方法です。

剪除法とくらべ切開部が数ミリで済むため、傷跡が残りにくくダウンタイムも短くて済みます。

ただし、目視で汗腺を取り除くわけではないので、汗腺の取り残しがある場合もあります。

どの程度臭いが改善するのかは、施術するお医者さんの技量次第といえるでしょう。

また、汗腺を吸い出すと同時に、皮下の神経網や毛細血管も少なからず取り除かれてしまいます。

超音波吸引法(ベイザーシェービング法など)

超音波吸引法は、前述の吸引法の欠点を改善したワキガ治療法です。

数ミリの切開部から管を差し込みアポクリン腺を吸い出す行程は吸引法と変わりありません。

違いは、ハンドピースと呼ばれる管の先端から、ベイザーやキューサーと呼ばれる超音波を出すことにあります。

これらの超音波は汗腺の組織を柔らかく分解し、弱い力で吸引します。原理としては痩身のための脂肪吸引と同じです。

毛細血管や神経網は分解されないため、しっかりと温存されたままになります。

そのため、出血もほとんどなく、ダウンタイムも短くなります。

切開するワキガ治療法のなかでは、アポクリン除去率も高く、体にも負担が低い優れた治療法です。